【初心者必見】ビットコインとイーサリアムの違い6選+どちらに投資すべきかを徹底解説
- ビットコインとイーサリアムってなにが違うの?
- イーサリアムが将来的にビットコインを超えるのか気になる…
- 結局どっちを買ったほうがいいのか教えてほしい
こんな疑問を持っていませんか?
ビットコインとイーサリアムは仮想通貨における二台巨頭ですが、その違いを理解できている人は少ないです。中身はまったく別物であるため、仮想通貨投資を始めたい人は、両者の違いを必ず把握しておかなければいけません。
この記事では仮想通貨歴4年、ビットコインとイーサリアムを合わせて800万円以上運用している僕が、以下の内容についてくわしく解説します。
- ビットコインとイーサリアムの基本的な違い6選
- 将来性を3つの観点から比較
- 結局どちらがおすすめなのか
この記事を読めば、ビットコインとイーサリアムの違いを理解したうえで、あなたに合った投資戦略を見つけられるでしょう。
投資の目的によって最適な仮想通貨は変わるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
【比較表】ビットコインとイーサリアムの基本的な違い6選
項目 | ビットコイン | イーサリアム |
役割 | 管理者のいないデジタル通貨 | 管理者のいないアプリを開発できるプラットフォーム |
開発の目的 | 金融システムの課題を解決するため | ブロックチェーンを幅広く応用するため |
コンセンサスアルゴリズム | PoW(Proof of Work) | PoS(Proof of Stake) |
ブロック生成時間 | 約10分 | 約15秒 |
発行上限枚数 | 2,100万枚 | 発行上限なし |
単位 | BTC | ETH |
ビットコインとイーサリアムの基本的な違いを把握するため、表にまとめました。
- 役割
- 開発の目的
- コンセンサスアルゴリズム
- ブロック生成時間
- 発行上限枚数
- 単位
1つずつ解説していきます。
1.役割
まず、ビットコインとイーサリアムは役割が違います。
ビットコインを一言でいうと「管理者のいないデジタル通貨」です。
ブロックチェーンという技術で管理されており、従来の通貨のように決済や送金に利用されます。
特定のだれかに頼らずに情報を管理する技術。
「だれかに頼るのではなく、みんなで平等に管理しよう」という考え方。
世界中のコンピュータで管理するため、情報の改ざんが難しい。また、もし一つのコンピュータが壊れても、他のコンピュータが動きつづけるため、システムがとまらない。
一方、イーサリアムは「管理者のいないアプリを開発できるプラットフォーム」といえます。
イーサリアムを仮想通貨だと混同してしまう人が多いですが、実はプラットフォームのことを指しているのです。このプラットフォーム上で、手数料として使われる仮想通貨のことをETH(イーサ)といいます。
日本では手数料の通貨であるETHのことを「イーサリアム」と呼ぶことが多いです。イーサリアムという単語が出てきたら、仮想通貨かプラットフォームのどちらを指しているのか、文脈から判断しましょう。
2.開発の目的
ビットコインは、既存の金融システムが抱える以下の課題を解決するために、開発されました。
- 手数料が高い
- 送金に時間がかかる
- 休日は利用できない
- 不正利用されやすい
- 銀行口座を持てない人々が世界各地にいる
- 金融危機によって自らの資産が危険に晒される可能性がある
「これらの問題をブロックチェーンで解決できないか」という発想のもと、誕生した通貨がビットコインなのです。
ビットコインはブロックチェーンを活用した通貨なので、管理者がいません。仲介手数料をとられなかったり、確認不要ですばやく送金できたりなど、先ほど挙げた課題を解決できるのです。
そして、通貨だけでなく、あらゆる分野でブロックチェーンを活用するために「イーサリアム」というプラットフォームが生まれました。
イーサリアムによってブロックチェーンの力を、通貨を超えたすべてのものに与えられるようになったのです。
3.コンセンサスアルゴリズム
ビットコインとイーサリアムは、異なるコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
まずコンセンサスアルゴリズムについて説明しますね。
ブロックチェーンでは取引が行われるたびに、その取引データが正しいかどうかを多数決で決めなければいけません。世界中のコンピュータが対等に繋がっていて、リーダーがいないからです。
そこで行われる多数決の方法を「コンセンサスアルゴリズム」といいます。コンセンサスアルゴリズムにおいて、多数決は1人1票で行われるわけではありません。
ビットコインが採用しているPoW(Proof of Work)では「コンピュータにどれだけ計算させたか=計算量」を多数決の票として扱います。
一方、イーサリアムは「どれだけの資産を保有しているか=資産量」を票とする、PoS(Proof of Stake)を採用しています。
PoWはコンピュータに膨大な計算をさせるため、消費電力が激しく、環境によくありません。
対して、PoSは計算のための電力を必要としないため、環境にやさしいです。しかし、資産を多く保有すると多数決で有利になれることから、市場の流動性が落ちやすい、というデメリットがあります。
4.ブロック生成時間
ビットコインとイーサリアムは、取引が完了するまでの時間も違います。
ブロックチェーンでは取引データを詰め込んだブロックを作り、チェーンのように繋げて管理します。この流れにおいて、ビットコインとイーサリアムで明確に差が生まれてしまうのです。
ビットコインのブロック生成時間が約10分なのに対して、イーサリアムは約15秒です。
イーサリアムはビットコインよりも短い時間で取引が可能、と覚えておきましょう。
5.発行上限枚数
ビットコインは発行上限枚数が2,100万枚と決められています。発行量に限りがあることで、通貨の希少性が担保され、価値の保存手段として機能しているのです。
一方、イーサリアム(ETH)に発行上限枚数はありません。
「発行上限がないなら、無限に増えつづけることで、1枚あたりの価値がなくなってしまうのでは?」
と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
イーサリアム上で、手数料として支払われたETHのほとんどは焼却されるため、無限に増えつづけるわけではないのです。
減るETHが増えるETHを上回ることもあるため、希少性は問題なく保たれます。
6.単位
ビットコインは「BTC」、イーサリアムは「ETH」が単位として使われています。
2024年2月時点で、1BTC=784万円、1ETH=45万円を記録しています。
ちなみに、以下のような単位も存在します。
- satoshi:BTCの1億分の1
- gwei:ETHの10億分の1
- wei:ETHの100京分の1
上記を目にする機会はほとんどないため、覚えておく必要はないでしょう。
ビットコインの主な特徴4選
この章では、ビットコインの主な特徴を4つ解説します。
- 世界初の仮想通貨である
- 投資家が「デジタルゴールド」として保有することが多い
- 半減期によって発行枚数が半分になる
- 膨大なエネルギー消費問題を抱えている
1.世界初の仮想通貨である
ビットコインは2009年に誕生した「世界初の仮想通貨」です。
サトシ・ナカモトという人物によって考案され、従来の金融システムに依存しない、ブロックチェーンを利用した取引ができます。
具体的には以下のような特徴があります。
- 銀行などの中央集権機関を介さずに送金できる
- 世界中のだれもが、どこにいても取引に参加できる
- 取引時に氏名や住所などの個人情報を開示する必要がない
- ブロックチェーンを利用しているため、改ざんが難しい
ビットコインの誕生によって、金融業界に新たな風が吹き込んだことは間違いありません。
2.投資家が「デジタルゴールド」として保有することが多い
ビットコインは「デジタルゴールド」ともいわれており、金(きん)と共通する特性を持ちます。
金が地球上に限られた量しか存在しないように、ビットコインも2,100万枚という発行上限によって、希少性が保たれます。
世界経済への不安の高まりとともに、価値の保存手段として金やビットコインに資金を退避させる投資家が、直近10年で増えてきています。
ビットコインは現代の価値保存手段として、金に次ぐ地位を確立したといえるでしょう。
3.半減期によって発行枚数が半分になる
仮想通貨について調べていると「半減期」という言葉を目にしたことがあると思います。
新規に発行されるビットコインの数が半分になる現象です。半減期は約4年ごとに発生するよう、あらかじめビットコインにプログラムされています。
半減期によって、以下のような影響が出てきます。
- 新規の供給が減り、1枚あたりの希少性が高まる
- 半減期は重大なイベントだと認知されており、市場に資金が流れてくる
- 価格が長期的に上がりやすい
実際にビットコインの価格は、2016年の半減期から1年半で約30倍、2020年の半減期から1年半で約8倍になりました。
このように、半減期はビットコイン価格に大きな影響を与えるイベントとされています。
4.膨大なエネルギー消費問題を抱えている
ビットコインは膨大なエネルギー消費が、たびたび問題視されます。
コンセンサスアルゴリズムにPoWが使われており、世界中のコンピュータが一気に稼働することで、消費電力が膨れあがってしまうのです。年間で見ると、ビットコインの消費電力はオランダとほぼ同じ水準である、といわれています。
2021年にはテスラ社CEOのイーロン・マスクが環境への影響を懸念し、ビットコインでのテスラ車購入を停止しました。
しかし、技術的な改善や再生可能エネルギーへの移行など、解決に向けた取り組みも進んでいます。
ビットコインを含む仮想通貨の未来は、エネルギー消費問題にどのように対処していくかによって、大きく左右されるでしょう。
イーサリアムの主な特徴4選
続いて、イーサリアムの主な特徴を4つ解説します。
- DAppsを開発するためのプラットフォームである
- スマートコントラクトによってあらゆるシステムを自動化できる
- 「ワールドコンピュータ」と呼ばれている
- スケーラビリティ問題を抱えている
1.DAppsを開発するためのプラットフォームである
イーサリアムは「DApps(分散型アプリ)を開発するためのプラットフォーム」です。
2013年にヴィタリック・ブテリンによって考案され、2015年に誕生しました。
開発者はイーサリアムのブロックチェーン上に「管理者のいないアプリ」を構築できるため、従来の中央集権型のサーバーを使う必要がありません。
管理者がいないメリットとして、以下のようなものがあります。
- 特定の組織や人物を信頼する必要がない
- アカウントのBANや制限をされることがない
- 中央集権的なサーバーがないため、ハッキングされにくい
- システム障害による停止が起きにくい
- ブロックチェーン上に取引履歴が残るため、透明性が高い
- オープンソースのため、新しいアイディアを取り入れやすい
ブロックチェーンを通貨だけでなくアプリ開発に取り入れることで、イーサリアムの機能は無限に広がっていくのです。
2.スマートコントラクトによってあらゆるシステムを自動化できる
イーサリアムには、DAppsを開発するために欠かせない核心的な機能があります。
「スマートコントラクト」です。
スマートコントラクトとは、ある条件が満たされたときに、自動で契約内容を実行する仕組みです。
例えとして、自動販売機がよく挙げられます。商品を選んでお金を入れると自動で飲み物が出てくるように、決められた条件が満たされると自動で取引が完了します。
このシステムによって、第三者がいなくとも、透明性の高い取引を自動で行えます。
実際に、スマートコントラクトを利用して以下のようなプロジェクトが生まれています。
- 管理者のいない分散型の取引所(DEX)
- 管理者のいない分散型の貸借プラットフォーム
- デジタルアートなどのNFT売買プラットフォーム
上記は一例に過ぎません。スマートコントラクトは、あらゆる分野のあらゆるシステムを自動化できるポテンシャルを秘めています。
イーサリアムを語るうえで絶対に欠かせない機能だといえるでしょう。
3.「ワールドコンピュータ」と呼ばれている
ワールドコンピュータとは、世界中のコンピュータが相互接続され、1つの巨大な仮想マシンとして機能する概念のことをいいます。
「世界そのものが1つのコンピュータになる」とイメージすればわかりやすいでしょうか。
イーサリアムが誰にも止められることなく動きつづけるインフラとして、社会に浸透したとき、私たちの生活は今とはまったく違うものになっているでしょう。
4.スケーラビリティ問題を抱えている
世の中のシステムを一変させるほどのポテンシャルを秘めているイーサリアムですが、重大な問題をひとつ抱えています。
利用者が増えることで処理速度が遅くなる「スケーラビリティ問題」です。
近年、ネットワークの成長とともに、処理速度の低下・手数料の高騰が問題となってきました。イーサリアムよりも処理速度の速い、ソラナやアバランチといったプラットフォームも徐々に力をつけてきています。
スケーラビリティ問題の解決に向けては、現在2つの計画が進んでいます。
イーサリアムで行っていた処理をブロックチェーンの外で行う「レイヤー2」、ブロックチェーンを64分割し、並行して処理を行う「シャーディング」の2つです。
上記の取り組みが成功すれば、スケーラビリティ問題は大幅に改善されるでしょう。
イーサリアムは現在も進化しつづけているプロジェクトであり、その未来は非常に明るいといえます。
ビットコインとイーサリアムの将来性を3つの観点から比較
ビットコインとイーサリアムは今後どのように成長していくのか、気になる人も多いでしょう。
両者の将来性について、3つの観点から考察していきます。
- ビットコインとイーサリアムの価格推移
- ビットコインとイーサリアムの世界規模の普及
- ネットワークのセキュリティの高さ
1.ビットコインとイーサリアムの価格推移
はじめにビットコインとイーサリアムの価格推移を見てみましょう。
長期的に見てどちらも価格が上がりつづけていますね。ビットコインは5年で約17倍、イーサリアムは5年で約27倍になっています。
有識者の意見を見てみると、マイクロストラテジー共同創設者のマイケル・セイラーは「2024年末までにビットコインの需要が10倍になる」と予想しています。
また、イーサリアムコミュニティメンバーのライアン・ベルクマンズは「18ヶ月から30ヶ月以内に1ETHあたり2万7,000ドル(日本円で約400万円、2024年3時点の8倍)になる」と発言していますね。
このほかにも、さまざまな投資家がビットコインとイーサリアムの価格上昇を予想しています。
歴史を見ても長期的に価格が上昇していくのは間違いないでしょう。
2.ビットコインとイーサリアムの世界規模の普及
近年、ビットコインによる決済を取り入れる企業が、急速に増えはじめています。
具体的には以下のような有名企業が決済に採用しています。
- バーガーキング
- ピザ・ハット
- Xbox
- PayPal
- コカ・コーラ
- スターバックス
- フェラーリ
参考:スターバックス、ペイパル、コカ・コーラなど、ビットコインによる決済を受け入れる企業が増加 | Business Insider Japan
伊フェラーリ、米国で仮想通貨による決済導入を開始 | ロイター (reuters.com)
2021年には中央アメリカにある国「エルサルバドル」が、ビットコインを法定通貨化したことも話題になりましたね。
ビットコインは決済手段として着々と普及してきています。
一方、イーサリアムではスマートコントラクトを利用して、さまざまな金融サービスが生まれています。
管理者のいないサービスとして以下のようなものが挙げられます。
- Uniswap(分散型取引所)
- MakerDAO(分散型金融)
- Compound(分散型金融)
- Aave(分散型貸借プラットフォーム)
- OpenSea(NFTマーケットプレイス)
特にUniswapの普及状況はすさまじく、世界トップ5に入る仮想通貨取引所『コインベース』の取引高を4ヶ月連続で上回った、というデータがあります。「管理者のいない取引所」が「管理者のいる取引所」の存在を脅かしはじめているのです。
イーサリアムは金融業界ですでに革命を起こしていますが、今後はほかの業界にも進出していくでしょう。
このように、ビットコインとイーサリアムはそもそもの役割が異なるため、別々の道を歩んでいるといえます。両者は競合相手ではなく、仮想通貨業界を引っ張る二台巨頭として、ますます普及していくでしょう。
3.ネットワークのセキュリティの高さ
ネットワークのセキュリティの高さは、仮想通貨の信頼性に直結します。
ビットコインは長年にわたりセキュリティ面で高い評価を受けてきましたが、イーサリアムも成熟してきており、セキュリティの強化が進んでいます。
両者ともシステムがとまったことはないため、セキュリティは非常に高いといえるでしょう。
しかし、イーサリアムが採用しているPoSは、ビットコインのPoWよりも新しい技術です。ビットコインの「15年間ハッキングされていない」という実績と比べると、長期的な安全性はまだ十分に検証されていません。
また、イーサリアムはスマートコントラクトの複雑さによって、バグや脆弱性が発見される可能性がビットコインよりも若干高い、ともいえます。
「セキュリティ面では現時点で多少ビットコインが優位である」と覚えておきましょう。
仮想通貨全体の将来性については、以下の記事でわかりやすく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
結局ビットコインとイーサリアムのどちらがおすすめなのか?
ここまでの内容を踏まえて、結局どちらに投資すればいいのか、気になる人も多いでしょう。
そこで、ビットコインとイーサリアムの両方に投資している僕が、実体験を交えながらどちらがおすすめか解説していきます。
まず投資先としてどちらを選ぶかは、投資の目的や期待するリターンによって変わります。具体的には以下の基準で選ぶといいでしょう。
- 価格の安定性を重視するならビットコインがおすすめ
- 技術的な将来性に期待するならイーサリアムがおすすめ
- 両方に可能性を感じるなら分散投資がおすすめ
1つずつ解説します。
価格の安定性を重視するならビットコインがおすすめ
価格の安定性を重視する人には、ビットコインをおすすめします。なぜなら仮想通貨の中でも特に人気が高く、下落時も投資家に買い支えられやすいから。
ビットコインのおすすめポイントは以下です。
- 世界中で広く認知されている
- 仮想通貨の中で取引量が圧倒的に多い
- 価値の保存手段として投資家に好まれている
株などの金融商品と比べると価格の変動は激しいですが、他の仮想通貨よりは比較的安定しているのがビットコインの特徴です。
実際にビットコインに投資している僕からしても、ビットコインの値動きはイーサリアムよりも安定していると感じます。結果的に、メンタルの安定をもたらしてくれていることは間違いありません。
安定した値動きによってリスクを抑えたいと考えている人には、ビットコインがおすすめです。
技術的な将来性に期待するならイーサリアムがおすすめ
技術的な将来性に期待する人には、イーサリアムをおすすめします。なぜならスマートコントラクトを用いた幅広い応用が可能だから。
具体的には以下のように応用できるでしょう。
- 不動産の売買契約
- 医療データの管理
- サプライチェーンの管理
- 著作権の管理
上記は一例にすぎず、その他さまざまな分野での活用が期待されています。イーサリアム上のサービスが増えれば、手数料としてのETH(イーサ)の需要も増え、価格も必然的に上がっていくでしょう。
僕は仮想通貨を始めて4年経ちますが、イーサリアム関連のサービスで、ETHを手数料として使うことが非常に多いです。対して、ビットコインを決済に使ったことは一度もありません。
ETHの実用性を、実際に肌で感じています。
また、現在の時価総額1位はビットコインですが、アメリカの大手金融機関「ゴールドマン・サックス」は、今後数年でイーサリアムが追い抜くだろうと予想しています。
このように、イーサリアムがビットコインを超えると予想する人は少なくありません。
「あらゆる分野へのブロックチェーンの応用」に将来性を感じる人には、イーサリアムがおすすめです。
両方に可能性を感じるなら分散投資がおすすめ
ビットコインとイーサリアム、それぞれに魅力があり、どちらにも投資価値があると感じるなら分散投資がおすすめです。資産を分散させることは投資の基本であり、仮想通貨も例外ではないからですね。
分散投資のメリットは以下です。
- 暴落のリスクを減らせる
- 長期的なリターンを安定させられる
- 価格変動による精神的なストレスを軽減できる
実際に僕も分散投資を始めたことで、リターンや精神状態を安定させられました。現在はポートフォリオの大半を、ビットコインとイーサリアムが占めています。
個人的には分散投資が一番おすすめです!
ビットコインの安定性とイーサリアムの将来性、両方の恩恵を受けたい人はバランスよく投資しましょう。
ビットコインとイーサリアムの購入におすすめの仮想通貨取引所3選
最後に、ビットコインとイーサリアムの購入におすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。
- GMOコイン
- コインチェック
- bitbank
1.GMOコイン
GMOコインは日本円の入出金手数料、外部への仮想通貨の送金手数料が無料のお得な取引所です。
ビットコインとイーサリアムのどちらとも、取引所で安く購入できるため、分散投資におすすめの取引所となっています。
つみたて投資ができたり、仮想通貨を預けて利息がもらえたりするのも嬉しいポイントですね。
2.コインチェック
コインチェックは日本最大級の仮想通貨取引所であり、アプリダウンロード数は国内No.1です。
参考:App Tweak調べ。対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月〜2022年12月
取引所にてビットコインを安く購入できますが、イーサリアムは販売所でしか購入できません。ビットコインのみ買いたい、と考えている人におすすめの取引所です。
つみたて投資ができたり、仮想通貨を預けて利息をもらえたりします。
3.bitbank
bitbankは仮想通貨の取引量が国内No.1であり、非常に多くの人が取引をしています。
参考:2021年2月14日 CoinMarketCap調べ
ビットコインとイーサリアムのどちらとも取引所で安く購入できるため、分散投資におすすめです。
ただし、つみたて投資ができないため「毎月コツコツ購入していきたい」と考えている人は注意しましょう。
【まとめ】目的を明確にした上でビットコインとイーサリアムのどちらに投資するか選ぼう
ビットコインとイーサリアムは同じ仮想通貨として認識されることが多いですが、それぞれ独自の特徴と役割を持っているため、どちらに投資すべきか、意見が分かれがちです。
価格の安定性を重視するならビットコイン、技術的な将来性に期待するならイーサリアム、両方に可能性を感じるなら分散投資をおすすめします。(個人的なおすすめは分散投資です)
どちらに投資すべきか迷っている人は、自分の投資目的を明確にしたうえで、最適な方法を選んでみてください!
記事内で出てきた分散型金融(DeFi)についてさらに深く学びたい人は、以下の記事をぜひ読んでみてください。