【イーサリアムってなに?】世界を変えるほどの技術と仕組みをわかりやすく解説!
- イーサリアムってそもそもなに?
- ビットコインとの違いは?どういった場面で使えるの?
- 手数料が高いらしいけど…
「イーサリアム」という言葉を聞いたことはありますか?
仮想通貨の時価総額ランキングにて、ビットコインに次ぐ2位に位置するイーサリアム。
しかし、仮想通貨を知らない人からしたら
「なにそれ?聞いたこともない」という感じだと思います。
ぼくも仮想通貨をはじめるまでは全然知らず、いざ調べてみても難しくて理解できませんでした。
しかし、仮想通貨に対する知識を深めていくなかで
「これは革命だ!10年後には世の中のあらゆる分野で活用され、天下をとっているにちがいない」
と思うようになり、暴落するたびに何度か買い増しをしてきました。
今は13.3ETHを保有していて、ポートフォリオの約7割を占めているよ!
そんなイーサリアム推しのぼくが、初心者の人にも魅力をわかってもらえるよう、この記事でわかりやすくイーサリアムを解説していきます。
この記事を読み終えたころにはきっと
「イーサリアムってそんなにすごいんだ、少しだけ買ってみようかな」となっているでしょう。
長めの記事になっていますが、興味がありそうなところだけでもぜひ読んでみてください!
本記事では仮想通貨、ブロックチェーンという言葉が出てきます。
あまり理解できていない、という人は先に以下の記事を読んでいただくと、スッと理解できるようになると思います。
そもそもイーサリアムってなに?
まずイーサリアムとはなにか、を見ていきましょう。
管理者のいないアプリを開発・公開するためのプラットフォーム
イーサリアムとは?
ずばり「管理者のいないアプリを開発・公開するためのプラットフォーム」のことです。
「プラットフォーム?イーサリアムって仮想通貨じゃないの??」
と思われたかもしれません。
そうなんです。
実はイーサリアムというのはプラットフォームで、そこで手数料として使われる仮想通貨のことをETH(イーサ)というのです。
イーサリアムはあくまでプラットフォームなので、ETH自体を指す言葉ではないのですが、日本ではETHも含めて「イーサリアム」と呼ばれることが多いです。
2つは別のものになります。
「イーサリアムの価格が上がったー!!!」
と喜ぶ人がいますが、厳密にはETHの価格が上がって喜んでいる、ということですね。
ただ、プラットフォームや管理者のいないアプリといわれても、いまいちピンとこないですよね…
まずはイーサリアムが作られた背景をみていきましょう。
イーサリアムがなぜ作られたかを知ることで、理解がより深まります。
イーサリアムが作られた背景
イーサリアムは、ヴィタリック・ブテリンというロシア系カナダ人のプログラマーによって考案されました。
はじまりは彼が17歳のころ、父親からビットコインを教えてもらいます。
「ひとつの企業ではなく、何千という人々が自分のコンピューターを使ってネットワークをつくる」
という斬新なアイディアに、彼はどんどんのめり込んでいきました。
そして2年後、当時通っていた大学をやめ、世界中のビットコインのプロジェクトを見て回る旅にでます。
(すごい行動力…笑)
旅の途中、人々がブロックチェーンを仮想通貨以外の目的に使おうとしていることに気づき始めます。
同時に、ある一つの目的でのみ使われるブロックチェーンに違和感と不自由さも感じました。
ここでヴィタリックは「あらゆる目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォーム」を思いつきます。
そして2013年、
ブロックチェーンを用いた次世代プラットフォームが考案され、2015年に正式に公開されました。
イーサリアムの誕生です。
イーサリアムでは想像したものすべてを実現できる
さきほど説明したように、イーサリアムはあるゆる目的で使うことができます。
具体的にいうと、イーサリアム上で分散型アプリ(管理者のいないアプリ)を作りまくって、なんでも実現してしまおう、ということです。
分散型アプリは特定の管理者ではなく、ネットワークの参加者みんなで管理するため、以下のようなメリットがある。
- 特定の人や組織を信頼する必要がない
- アカウントのBANや制限をされることがない
- 中央集権的なサーバーがないので、ハッキングされづらい
- システム障害による停止が起こりにくい
- ブロックチェーン上に取引履歴が記録されるため、だれでも確認できる
- オープンソースのため透明性が高く、新しいアイディアを取り入れやすい
管理者のいない分散型の通貨は「仮想通貨」、管理者のいない分散型のアプリは「DApps(Decentralized Applications)」と呼ばれます。
通貨でできることは限られていますが、アプリでは想像したものすべてを実現できます。
分散型アプリが開発されていくことで、イーサリアムの機能は無限に広がっていく。
無限の可能性を秘めているため「ワールドコンピュータ」とも呼ばれます。
イーサリアムの誕生によって、ブロックチェーンの力を、通貨を超えたすべてのものに与えられるようになったのです。
なにが革新的なの?
なんとなくイーサリアムというものをわかってもらえたと思います。
しかし、イーサリアムのなにが革新的で、既存のシステムをどう変えられるのか?
なぜそれが可能なのか?
技術的な部分を見ていきます。
既存システムの課題
既存のシステムは、特定の管理者がいることによってどういった課題があったか?
たとえば、ネットショッピングでなにかを買う場合。
取引の仲介はシステム運営者が責任をもって行うので、「お金を払ったのに購入品が届かない…」ということはめったに起こりません。
しかし、人為的なミスが起きたり、運営に逃げられて連絡がとれなくなるという事態はもちろんありえます。
既存のシステムは特定の人や組織への圧倒的な信頼が前提で成り立っているのです。
また、運営が正しく取引を行えているか確認する分、時間や人件費がかかってしまい、コスパが悪いです。
これらが既存システムの課題です。
しかし、
特定のだれかを信頼せずとも安心して利用でき、かつ時間も人件費もかからない方法があれば、最高に便利でだれもが利用したくなると思いませんか?
すべてを解決する革命「スマートコントラクト」
- 特定の人や組織を信頼しなくていい
- 確認作業の時間がかからない
- 人件費がいらないので、余計な手数料がかからない
これらすべてを解決する革命的な技術があります。
それは「スマートコントラクト」です。
イーサリアムを語るうえで絶対に欠かせない要素になります。
スマートコントラクトとは
かんたんにいうと、ブロックチェーン上で自動的に実行されるプログラム。
あらかじめ契約内容を決めておき、条件を満たすと自動的に契約が実行されます。
ちょっとイメージしづらいですよね…笑
よく使われる自動販売機の例を紹介します。
「お金を入れる+ボタンを押す→商品が出てくる+おつりが出てくる」
条件を満たす(お金を入れる+ボタンを押す)と、自動で契約が実行される(商品が出てくる+おつりが出てくる)。
これが自動販売機の仕組みです。
自動販売機は初代スマートコントラクトともいわれているよ!
このシステムをいろんなことに応用しようとするのがスマートコントラクトです。
- 特定の条件に基づいて自動で資金が移動する
- 最初に200ドルを送金した人に商品を販売する
- 車の所有者に対して代金を支払うことで、自動で車のキーと所有権が譲渡される
プログラムによる自動化で、信頼性の高い取引を、手数料をおさえながらスムーズに行えます。
イーサリアムのブロックチェーンを利用しているので、不正もありません。
「仲介者なしで自動的に経済行為が機能する」
仲介者がいなくとも生産者とユーザーのみで自動的に取引が行われる世界が、スマートコントラクトによって実現されるかもしれませんね。
ビットコインとはどう違うの?
「仮想通貨」と聞いて最初に思い浮かぶのは、やっぱりビットコインですよね。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
いったいなにが違うのか?
発行上限枚数がない
BTC | ETH |
---|---|
2100万枚 | なし |
BTCには発行上限枚数があり、2100万枚と決まっています。
2023年4月時点で、すでに約1900万枚が発行されていますね。
対して、ETHには発行上限枚数がありません。
「無限に量産できるってことは、法定通貨みたいに増え続けることで、1枚あたりの価値が下がっちゃうんじゃないの??」
と思うかもしれませんが、現在、手数料で支払われるETHの大部分は焼却されています。
そしてこの焼却されるETHの量は、新たに発行されるETHより多くなることもあります。
「減るETH>増えるETH」
減る量が多くなり、1枚あたりの価値が上がることでETHの希少性は保たれるのです。
取引の合意にPoSが採用されている
BTC | ETH |
---|---|
PoW:計算量の証明 | PoS:資産量の証明 |
ブロックチェーン上での取引の合意方法を「コンセンサスアルゴリズム」といいますが、このシステムにおいても違いがあります。
取引データの正当性を判断するルール。
ブロックチェーンでは取引データをブロックに格納し、チェーンのようにつなげて管理する。
そのデータが正しいかどうかは多数決で決められ、承認されたデータは参加者全員で所有する。
参加者全員が同じデータをもつことで、悪意のある人が誰かのデータを改ざんしても、それが正当なモノではないと判断できる。
コンセンサスアルゴリズムを日本語に訳すと「合意方法」となる。
BTCでは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムが採用されています。
直訳すると「仕事の証明」となりますが、ここでの仕事とは「コンピュータにどれだけ計算させたか」を指します。
「コンピュータにどれだけ計算させたか=計算量」が多数決の票となります。
対してETHは、もともとはPoWでしたが、現在はPoS(プルーフ・オブ・ステーク)が採用されています。
直訳すると「賭け金の証明」となりますが、ここでの賭け金とは「ネットワークにどれだけ資産を預けているか」を指します。
「ネットワークにどれだけ資産を預けているか=資産量」が多数決の票となります。
PoWはコンピュータに莫大な計算をさせるため、消費電力も激しく、環境によくありません。
対して、PoSは計算のための電力を必要としないので、環境にやさしいです。
しかし、通貨を多く保有することで有利になれるため、通貨の流動性が落ちやすいというデメリットもあります。
一長一短ですね。
DAppsで利用される
BTC | ETH |
---|---|
決済、送金 | 決済、送金、DAppsの手数料 |
BTCの主な用途は決済や送金です。
対してETHは、決済や送金はもちろんのこと、DApps(分散型アプリ)利用時の手数料として使われることが多いです。
この手数料の一部は、イーサリアムネットワークに参加する人たちの報酬となり、残りは焼却されます。
DAppsが増える→利用者が増え、焼却されるETHも増える→希少価値とともに価格も上がる→ETHに興味をもつ人が増え、さらに価格が上がる→世界的に普及する
この流れが来れば、イーサリアムが天下をとる未来が見えてきます。
DAppsの開発次第ですね。
ビットコインの解説記事もあるので、ぜひ読んでみてください。
どういった使い道があるの?
さて、ビットコインとは違う一面をもつイーサリアムですが、その具体的な使い道をみていきましょう。
分散型アプリ「DApps」の開発
まずは分散型アプリであるDApps(Decentralized Applications)の開発ですね。
イーサリアムというプラットフォームでは、すでにたくさんのDAppsが開発されています。
中央集権化されたサービスとは異なり、分散管理されているため、不正操作やハッキングなどのリスクが少なく、透明性やセキュリティが高いことが特徴です。
通貨としてのETH
イーサリアム上の通貨であるETHは決済、送金、DAppsの利用料として使われます。
お金としての使われ方ですね。
価値の保存手段としてのETH
ビットコインのように、価値の保存としても保有されます。
投資家が値上がりを期待して投資するということですね。
ETHで不労所得が得られる
ビットコインとの違いで「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)=資産量の証明」を説明しました。
イーサリアムにETHを預けることでネットワークに参加できます。
そして、参加者はネットワークの維持に貢献した対価として、ユーザーがイーサリアム上で支払った手数料の一部を得ることができます。
これを「ステーキング」といいます。
通常のステーキングは32ETHが必要であまり現実的ではありませんが、取引所などが32ETHを集めてステーキングを代行してくれたりするので、少額でもステーキングすることは可能です。
また、仮想通貨を貸したい人と借りたい人をマッチングさせる「レンディング」というサービスもあります。
仮想通貨を貸し出すことで金利を得られます。
以下の記事では「ビットレンディング」というサービスについて解説しているので、興味があればぜひ読んでみてください。
DeFiの構築
ブロックチェーンを活用した分散型の金融サービスをDeFi(分散型金融)といいます。
特定の管理者がいない銀行のようなものですね。
仮想通貨取引や貸出、さきほど説明したステーキングも、DeFiを利用して行えます。
DeFiは、スマートコントラクトを搭載しているイーサリアム上に構築されることが多いです。
NFTの作成
NFT(非代替性トークン)の作成にもイーサリアムが使われます。
ブロックチェーンを活用した、替えのきかない唯一無二のデジタルデータ。
絵画などと同じように、デジタルデータを「本物」だと証明することで、複製や改ざんができない。
アート、音楽、電子チケット、ゲームキャラクターなど幅広く浸透しはじめている。
Non-Fungible Tokenの略。
イーサリアム上でNFTを作成することで、取引履歴がブロックチェーンに記録されます。
所有権がだれにあるか、作品が本物かどうかなどがわかります。
新しい仮想通貨の発行
イーサリアムではERC20という規格に基づいて、新しい仮想通貨を発行できます。
既存のブロックチェーン上で新たに発行される通貨のことをトークンといいます。
(イーサリアムで発行されたものはERC20トークンと呼ばれる)
株式投資でいう株のように、発行されたトークンは関連プロジェクトで重要な役割を果たします。
イーサリアムの弱点は?
ここまでお伝えしてきたとおり、
イーサリアムでは事実上あらゆるアイディアを実現できます。
ただし、もちろん弱点もあります。
「トリレンマ」という課題がある
仮想通貨にはずっと抱えている課題があり、例にもれずイーサリアムも抱えています。
それは「トリレンマ」です。
トリレンマとは3つの要素の内、どれかを重視するとどれかを犠牲にしなければならない、という問題です。
- 分散性:どれだけ分散させられるか
- 安全性:どれだけ安全にできるか
- 拡張性:どれだけ性能を高められるか
3つすべてを高いレベルで実現させるのはとても難しく、現状はどの通貨もどれかを犠牲にしています。
逆にいうと、もし実現できた場合はその通貨の1強時代がくるかもしれません。
現在のイーサリアムは分散性と安全性を重視しているので、拡張性は低いです。
そのため処理速度が遅く、手数料が高くなっています。
しかし、トリレンマ解決に向けてのアップデートは積極的に進められています。
解決されるのは時間の問題でしょう。
イーサリアムキラーが台頭してきている
次世代プラットフォームとして、絶対的な地位を確立しつつあるイーサリアムですが、その存在を脅かそうと頭角を現している通貨がいくつかあります。
イーサリアムキラーと呼ばれるものです。
カルダノ(ADA)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、アバランチ(AVAX)
他にもまだありますが、主にこの4つになります。
これらがイーサリアムキラーと呼ばれているのは、取引が増え、ネットワークが混雑したときでも、処理速度の速さと手数料の安さを保てるからです。(拡張性が高い)
ETH | ADA | SOL | DOT | AVAX |
---|---|---|---|---|
15件/秒 | 250件/秒 | 50000件/秒 | 1000件/秒 | 4500件/秒 |
しかし、拡張性を重視する代わりに、安全性や分散性はイーサリアムに圧倒的に劣ります。
現状はどの通貨がいちばん優れているかは一概にいえない、ということですね。
「現状は」ですが。
セキュリティ上のリスクがある
セキュリティ上のリスクについても見逃せません。
2016年6月、イーサリアム上のプロジェクト「The DAO」は、投資家から集めた資金の3分の1以上にもなる約360万ETHを、ハッカーによって盗まれてしまいます。
この事件を受けて、既存のブロックチェーンとは別のブロックチェーンを作ることになりました。
そして、既存のブロックチェーンがハッキングされる前の段階で別のブロックチェーンに分岐させて、ハッキングをなかったことにする、という措置がとられます。
(これをハードフォークといいます)
こうして既存のブロックチェーンはイーサリアムクラシック、新しくできた別のブロックチェーンはイーサリアム、という感じで分裂しました。
現在、イーサリアムクラシックチェーンではハッキングの履歴が残ったまま、イーサリアムチェーンではハッキングの履歴は完全になくなっています。
このようにイーサリアムのプロジェクトには多額の資金が集まるので、ハッキングの対象になりやすいです。
しかし、The DAOはシステムに問題があってハッキングされただけで、イーサリアムそのものに問題があったわけではありません。
イーサリアムを自分で保管していれば、資産を抜きとられる可能性は極めて低いでしょう。
将来性ってどうなの?
ここまでイーサリアムの性能や弱点を紹介してきましたが、
これからどう変わっていくのか?
そして、わたしたちの世界をどう変えていくのか?
抱えている課題の解決に向けて
先ほどお伝えした通り、イーサリアムはトリレンマという課題を抱えているため、処理速度が遅く手数料も高いです。
でも心配はいりません。
課題解決に向けて、開発は着々と進んでいます。
ロールアップとシャーディングです。
「なんだそれ??」
となりますよね。
イーサリアムの高速化に必要な技術、と理解してもらえば大丈夫です。
これらの技術によって、イーサリアムの速度は1秒あたり10万件を超えてくるといわれています。
最速といわれるソラナは5万件でしたよね?
イーサリアムは分散性とセキュリティを維持しながら、速度でもソラナを超えていきます。
イーサリアムがもたらす革命
イーサリアムは世の中のさまざまなシステムを崩壊させてしまうほどのポテンシャルを秘めています。
すでにDeFi(分散型金融)を用いて、個人が金融業に近いことを行えるため、銀行の立場が危うくなっています。
他のシステムも時間の問題でしょう。
将来的には、世の中のあるゆるシステムがイーサリアム上に存在するようになるかもしれません。
特定のだれかに管理されることなく、世界中のコンピュータを24時間365日繋げ続けて、人々の生活を支える
まさに「ワールドコンピュータ」なのです。
ビットコインよりもイーサリアムを買うべき?
どちらも買ったほうが資産を分散できる
ビットコインとイーサリアム
どちらが優れているか一概にはいえませんが、こだわりがなければ資産を分散するためにも、どちらも買ってみることをオススメします。
投資の基本は長期保有・分散投資ですので、二つとも持っておけば分散しつつ、長期的な値上がりも期待できるでしょう。
ちなみに、ぼくはビットコインも0.2BTCほどもっています。
イーサリアムがビットコインを追い抜く可能性は十分ある
ここまで説明してきたとおり、イーサリアムには手数料としての明確な使い道があるので、将来はビットコイン以上に世界中で使われるようになるかもしれません。
また、PoSを採用しているため、イーサリアムを保有するメリットは大きく、ビットコインよりも売り圧は小さいといえます。
「1ETH>1BTC」
となる可能性は低いと思いますが、
時価総額でみるとビットコインを追い抜く可能性は十分あるでしょう。
イーサリアムのポテンシャルに魅力を感じる場合は、優先して買ってみるのもアリですね!
以下では2021年バブル時の運用成績を紹介してるので、興味があればぜひ。
どこで買えるの?
仮想通貨を買うには、仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
コインチェックかGMOコインがオススメ
日本にはたくさんの仮想通貨取引所がありますが、数が多すぎてどれを選んでいいか判断できない人もいると思います。
そういった人にはコインチェックかGMOコインがオススメです。
初心者でも使いやすく、つみたてなどの機能も充実しているからです。
くわしくは以下の記事で解説しているので、ぜひ見てみてください。
まとめ
とっても長くなっちゃいましたが、
今回はイーサリアムがどういったものかを解説しました。
ざっとおさらいします。
- 管理者のいないアプリを開発・公開するためのプラットフォーム
- あらゆる目的のために使えるブロックチェーンとして考案された
- 契約を自動で実行する「スマートコントラクト」を搭載している
- ビットコインとは構造や用途が違う
- DAppsやステーキングなどで使える
- 弱点も把握しておかないといけない
- 課題解決に向けていくつかのアップデートが計画されている
- 将来的にあるゆるシステムがイーサリアム上に存在するかもしれない
- 仮想通貨取引所の口座を開くことで売買できる
イーサリアムは技術的に難しかったり、ややこしい部分があるので、一度読んだだけでは理解しづらかったかもしれません。
ただ、世界中のシステムを一変させるほどのポテンシャルを秘めていることは疑いようがありません。
大事な部分はなるべくかんたんにまとめられたので、お時間があれば何度か読んで理解を深めていただければ幸いです!
「仮想通貨の基礎をもう一度おさえておきたい」という人は、以下の記事をぜひ読んでみてください。
ブロックチェーンの記事もあるので、よければこちらも。